苗穂駅周辺まちづくり協議会(湯浅義昭会長)は、11月4日午後6時半から、東区JR社員研修センター(北5条東10丁目)にて第4回『苗穂景観塾』を開催し、中央・東両区の苗穂地区の住民や企業のメンバー、関係者ら65人の参加により、前回に引き続き地域の景観の良さを活かした苗穂の将来像を話し合いました。
8月6日の『第3回景観塾』で設けられた七つのグループ毎に議論した『苗穂の景観の良さ』を総括して、苗穂の景観イメージについて『どのようなものが選ばれたか』、選んだイメージは『景観としてどの様な良さがあるのか』など、今回初めて景観塾に参加した新たな出席者も交え、各テーブルマスターが解説して、グループ内でおさらいしました。
続いて、景観まちづくり活動を進めるのに大事な『景観の良さ』は何か?苗穂の景観の良さを活かし『景観まちづくりで出来ること』は何か?など、各グループで取り組みのイメージを考えて、思いつくまちづくりのアイディアを出し合いながら、地域の景観の良さを活かした苗穂の街の将来像に熱心な議論が交わされました。
『“鉄道と苗穂”を意識して、JR苗穂駅前小公園にある「SLの動輪」オブジエを公園に置いて欲しい』『花と緑と水の街』『歴史のまち苗穂』『多くの産業遺産の在る町苗穂』など沢山の意見が出され、企業部会のメンバー7人が担当する各テーブルマスターが、グループの意見を発表して終了しました。
平成20年度の苗穂景観塾は残すところ、あと2回となり、次回、第5回景観塾では、今回グループ毎に考えた『苗穂景観まちづくりの目標』を実現するために、『まず何から始めるか』について皆さん考えていきたいと思います。
そして、平成19年度より始まった苗穂景観塾の活動を通じて議論した苗穂に対する皆さんの想いを『苗穂景観まちづくり宣言』として取りまとめ、苗穂駅周辺地区まちづくりの新たな活動につなげたいと考えています。