はばたく苗穂 苗穂駅周辺まちづくりについて、みんなで考えていきましょう!
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お知らせ:NHKラジオにまちづくり協議会大島副会長らがゲスト出演  2008年8月8日(金)
 「『ここはふるさと、旅するラジオ』今週は北海道の旅、札幌を代表する観光地の一つ、東区苗穂地区にあるサッポロビール園“煙突広場”に“80ちゃん号(中継車)”がお邪魔しての全国放送です」。・・(拍手)・・
 7月31日、地域の元気な声を全国に伝えるNHKラジオのシリーズ番組、『ここはふるさと、旅するラジオ』で、『その街の歴史を知り、誇りを持ち、未来へ伝えていきたいと言う人に聞く』をテーマに、苗穂地区のまちづくりに取り組む『苗穂駅周辺まちづくり協議会』副会長の大島脩さん、『サッポロビール博物館』館長の日向寺英一さん、そして、『AMAサポーターズ倶楽部』代表の走川貴美さん、苗穂小6年生の上羽俊君、工藤未央さんらがゲストに招かれ、公開生放送が行われました。
 司会者からは、苗穂地区について様々な質問があり、サッポロビール園の建物について質問された日向寺さんは、「この建物は、明治20年代に建てられ、甜菜(てんさい)から砂糖をつくる工場でしたが、明治38年から、ビール工場に生まれ変わり、昭和39年まで工場として稼働していました。その頃、取壊しの話もあったのですが、『苗穂の歴史を語る象徴的建物が消えるのは惜しい』と、まだ産業遺産の概念などない時代だったのですが、地元の方の強い保存を訴える声があって保存されたのです。」と説明しました。
 苗穂産業遺産マップについて質問された大島さんは、「街の歴史を伝えたいと、同まちづくり協議会のメンバーが国土交通省の調査の中で“苗穂産業遺産のマップ”を作りました。お陰様で各方面から大好評です」と答えました。
 また、苗穂のまちの昔の様子についても、北3条通りには、昔、市電も走っていて、朝夕は人込みで賑わい、鉄道苗穂工場の下請け鉄工所などが幾つもあり活気に満ちていた と、当時の様子を伝えました。
 『ふるさとメッセージ』というコーナーでは、苗穂地区で「苗穂の歴史を伝える植物、アマとホップで地域に彩りを−」と、地域の歴史を知る亜麻を観賞用の花として地域に植えようと活動する「AMAサポーターズ倶楽部」の走川さんが紹介されました。また、JR苗穂工場の壁面に描かれた大きな壁画が紹介され、これを描いた苗穂小の上羽俊君と工藤未央さんからは「良い街にしたくて同工場の壁画を描いています」とのメッセージも発信されました。