苗穂駅周辺まちづくり協議会(湯浅義昭会長)は、過日(7月21日)実施した『苗穂景観ウオッチング』の資料を基に、一緒に汗を流して歩いたまちづくりの仲間たちと、記録とカメラを担当した札幌市立大の学生らも参加して、8月6日午後6時から、中央区の苗穂会館で、『第3回景観塾』を開催しました。
大竹副会長のあいさつに続いて、絵になるまちをつくろう「苗穂景観塾」の目的と進め方などについておさらいしたあと、70人の参加者が7つのグループに分かれ、『景観ウォッチング』で撮影した40枚の写真の中から、各自の好きな景観・嫌いな景観カード3枚を選び、それぞれを選んだ理由を挙げ、テーブル毎に景観イメージ評価シートにまとめました。また、『苗穂の景観の良さ』をテーマに、グループディスカッションを行い、最後にはグループの代表が、景観カードについてまとめたものを発表しました。
発表の中には、観光として遺したいものとして、冬の苗穂の街の状況も大切という意見や、苗穂らしさとして、JR苗穂工場の“車輪”オブジェを、地域の公園に設置してはという意見もありました。
また、アンダーパスを明るい雰囲気に、例えば明るく楽しい壁画にしてはという意見や、東9丁目付近の踏み切りとマンション群とサッポロビールの煙突の風景が対照的で札幌らしいなどの意見もありました。
なお、9月21日開催(同まちづくり協議会・実行委主催)の『第2回・びっくり野菜市』会場で【景観塾の写真パネル展】を企画しております。お楽しみに。