苗穂駅周辺まちづくり協議会企業部会(横谷部会長)では、JR砂川駅自由通路・JR美唄橋上駅舎視察(4月25日実施=24名参加=)と、富山市内のLRTなど研修視察(5月23〜25日実施=24名参加=)の際の報告書が出来上がり、6月29日午前、中央区の中央苗穂会館で住民など企業メンバ−も含む約70人の参加のもと視察報告会を開催しました。
レポ−タ−の木村哲也氏(NTT東日本梶jは、自由通路が併設されたJR砂川駅、橋上駅舎と自由通路が一体化しているJR美唄駅の双方について、「砂川は自由通路と地域交流センタ−が一体で市民が使いやすいよう、造り方に工夫が見られました」と報告。また、JR美唄駅については「駅舎と自由通路の組み合わせで、自由通路の幅も8mと、ゆったり出来ています」と説明しました。
鶴巻寿治氏(岩田地崎建設梶jは、昨年4月29日開業した路面電車LRT(軽量軌道交通)の会社概要、今日までの歩み、乗客確保への努力・工夫した点などの取材内容を報告。また、小林直樹氏(潟Aクシエ)は、金沢市内を走る愛称『ふらっとバス』(金沢コミュニティバス)、『富山ミュ−ジアムバス』(富山市教委主催。市内の博物館・美術館専用の巡回バス。1時間間隔で1日7便、乗車の時、日付のある専用パンフが必要、運賃無料)など、ユ−モアを交えて説明しました。
最後に藤原益三氏(椛蛹嚼ン計)が、「苗穂駅の橋上化や自由通路が実現すると中央区から東区の商業施設やサッポロビ−ル園へ、東区から中央区の厚生病院へとそれぞれ活性化するでしょう。南北の駅の乗降客が増加、公共施設の付随的現象で、今以上の文化・教育面での充実も図れます。苗穂の皆さんにも便益性について考えて頂きたい。一つ一つの意見はやがて力となり、将来に繋がる街づくりの実現になります。」と閉め括りました。
(右写真:左上・木村哲也氏 右上・鶴巻寿治氏 左下・小林直樹氏 右下・藤原益三氏)