はばたく苗穂 苗穂駅周辺まちづくりについて、みんなで考えていきましょう!
お知らせ | 苗穂を歩く | ニュースレター | 景観まちづくり宣言ポスター | SPEAKなえぼ | 新しい公共の場づくりモデル事業 | 協議会概要 | LINK
お知らせ:令和3年の新年あいさつ  2020年12月25日(金)
令和3年の年頭あいさつ
苗穂駅周辺まちづくり協議会 会長 八田 力

新年あけましておめでとうございます。

昨年は札幌市のメインイベントである雪まつりの終わりを待つかのように、市内で初の新型コロナウィルス感染者の公表があり、北海道及び札幌市さらには全国にわたり感染拡大防止に向けた対策が取られ、例年にない混乱と閉塞感の中でのスタートとなりました。
当協議会でも年度当初の通常総会を書面議決とするなど、毎年多くの皆様に参加をいただいている「道内視察研修」や「北3条通り交通安全キャンペーン旗波人波作戦」、そして第3回目の開催を予定していた「苗穂マルシェ」は中止とせざるを得ませんでした。これまで長らく継続してきた「豊平川河川敷の清掃活動」につきましては開催時期を延期しながら実施を目指して調整を進めましたが、新型コロナウィルスの感染が治まらず最終的に中止の決定をすることになってしまいました。
ただ、8月下旬から市内における新型コロナウィルスの感染拡大が小康状態となったことから、10月になって「北3条通り・苗穂アンダーパス周辺の清掃活動」と企業部会の「秋の親睦ゴルフコンペ」は実施することができました。また、いつもは多くの皆様に協力いただき清掃や補修をしてから設置しておりました「まちなかベンチ」も、今年は設置に合わせて拭き掃除をするといった対応しかできず、11月に回収したベンチはこれまでの石狩市から江別市へと保管場所が変更になりました。
このように新型コロナウィルスの影響で多くの活動が中止に追いやられてしまいましたが、札幌市との協働による苗穂地区の景観まちづくりの取組として11月に予定されていたワークショップも延期の状況となっております。

また、「苗穂カフェ」につきましては、運営いただいている社会福祉法人共友会さんでは、飛沫防止パネルの設置など新型コロナウィルス感染防止対策に取り組んでいただきながら、主たる事業であるワンコイン(500円)日替わりランチでは数々の新メニュー開発に工夫いただきカフェの活用増進にご尽力いただいております。
毎月恒例の苗穂カフェ麻雀大会でも新型コロナウィルスの影響により4月から6月を休会とし、その後再開をしておりましたところ10月以降の急激な感染拡大の状況を踏まえ12月から今年の2月までを休会とすることにいたしました。毎回20人以上の参加をいただき通算開催91回を数えることとなりましたが3月から再開できるかどうか不安な状況ではございます。
ただ、企業部会の例会「苗の会」につきましては、苗穂カフェのスタッフの皆さんのご協力をいただき毎月開催しておりましたが、昨年2月より休会状態が継続していて再開の目途が立っておりません。

こうした中ではありますが、苗穂駅の南北では開発事業が着々と具体化される状況にあり、駅北口では新しい病院と薬局がオープンし、北口昇降棟とアリオを結ぶ空中歩廊も接続されて今春には高層マンションの入居が始まると伺っております。また、南口では寺院が新設され2棟の高層マンションも概ね半分の高さまで築造される進捗状況で、数年後には様相が一変すると共に新しい住民が増えますことから、当協議会活動も駅周辺開発後の更なるまちづくりに向けた取り組みが求められており、「苗穂カフェ」を協議会活動の基盤として、住民・企業・行政のパートナーシップを一層強化し、ポストコロナの苗穂地区活性化を目標に、まちづくり活動を次世代へつなげるための方策も模索しながらステップアップしていきたいと考えております。
本年は、新型コロナウィルスの感染沈静化を願いつつ、また感染動向に留意しながら、苗穂駅の北口昇降棟「活用スペース」についての利用検討や南北で進められている再開発事業による公開空地を活用するための検討などに加え、より多くの皆様に参画いただけるよう既存活動を見直しする取り組みも進めることとしておりますので
ご関係の皆様には、今後とも安心安全で賑わいと魅力のあるまちづくりを目指す当協議会の活動に、より一層のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

新年を迎えるにあたり、会員の皆様のご健勝とご多幸をお祈りし、年頭のご挨拶とさせていただきます。