苗穂駅周辺まちづくり協議会(会長 八田 力)が主催する第1回ワークショップが、4月15日(水)午後6時30分から、中央区苗穂会館(中央区北2条東10丁目)において開催されました。
今回のワークショップでは、苗穂駅移転橋上化に伴う駅前広場や昇降棟などの検討が進む中、地域で利用可能なスペースなどを対象に、札幌市からその具体的活用方策についての検討要請があり、地元住民としてそれに応えると共に、新しい「まちの核づくり」を目的に開催することとなりました。
このワークショップでは、(株)ノーザンクロスの山重氏がファシリテーターとなって、苗穂駅関連施設の検討状況について説明を受けた後、第1回目の検討テーマである「北口昇降棟1階の活用スペースと壁面の活用」について、6グループに分かれて意見交換を行いました。
当日は、オブザーバーとして北海道大学の小篠先生、札幌市からは道路課と地域計画課の方々、そして中央区苗穂と東区苗穂東まちづくりセンターの新しい所長さんにも出席いただいた他、北海道大学の学生さん12名も加わって総勢60名の参加となりました。
各グループからは、5m×24mという細長い活用スペースとその壁面の活用について、苗穂らしいご意見やユニークなアイデアなどが発表されましたが、小篠先生からは、「新苗穂駅と共に南北で再開発が進められることで、新しい住民が増え新しいニーズが生まれてくることから、活用の仕方としては活動拠点であると同時に、今までの住民と新しい住民の交流スペースであるとか、苗穂ならではの情報を発信することで、まちづくり効果をアップするための発信拠点として位置付けてはどうか」、また「まちづくりを続けるためには楽しく思える取組みが大事」といった提言をいただきました。
次回のワークショップでは、今回の成果と「シンボルづくりや住民参加方式」を検討テーマに、5月19日に同じく中央区苗穂会館で開催致しますので、多くの皆様のご参加をお願い致します。