苗穂駅周辺まちづくり協議会(湯浅義昭会長)主催の「第14回フォーラム 苗穂再開発物語」が「〜市電延伸によるまちづくりに向けて〜」と題して、10月25日(月)午後6時30分からファクトリールーム(北2条東4丁目)で、地域住民や会員企業、札幌市の関係者ら約140人が参加して開催されました。
開会挨拶では、湯浅会長が本フォーラムの趣旨を語ると共に、協議会における20年間の活動経過や路面電車の復活に向けた取り組み経緯について報告を行いました。
続いて、苗穂駅周辺まちづくり協議会アドバイザーの山重 明氏(株式会社ノーザンクロス)から、「新しい時代を迎える苗穂のまちづくり」と題して、札幌の発展と並行して苗穂地区の歩みと、これからのまちづくりに向けた基調講演をいただきました。
その後、この10月5日〜7日に行った、岡山電気軌道と土佐電気鉄道の道外視察について、田中輝幸理事からの研修報告があり、パネルトークでは地域の代表ら6名をパネリストとして、市電延伸によるまちづくりをテーマに意見交換を行いました。
意見交換では、地域住民の目線から、市電延伸とまちづくりについての具体的な提案が次々と出されて、JR新苗穂駅を核とした苗穂地区のまちづくりに向けた熱意と夢が広がったフォーラムとなりました。