『誰もが安心安全快適に暮らせるまちづくりを−』と、苗穂連町傘下の単町正副役員、札幌市など関係者50人が出席して、2月13日(土)中央区苗穂会館で、「第3回苗穂地区の明日を創る28町内会正副会長会議(苗穂サミット)」(苗穂駅周辺まちづくり協議会主催)が開催されました。
開会挨拶では、苗穂駅周辺まちづくり協議会湯浅義昭会長が、会議の目的を語るとともに、協議会の活動報告を行いました。
話題提供では、中央区苗穂まちづくりセンター所長増茂氏から、安心安全快適に暮らせるまちづくりに向けた取り組み事例報告があり、中央区苗穂連町の自主防災訓練などの防火活動、防犯、交通安全運動(北1・北3条通旗波作戦)や、一人暮らし高齢者と子どもの見守り、集団下校時に町内の福祉推進員が引率補助の協力をしていることなどが報告されました。
一方、東区苗穂連町からは、東区苗穂東まちづくりセンター所長伊藤氏から、連町で設置している「安心安全なまち連絡会議」の活動について報告がありました。同連絡会議は、地区の防災、防犯、交通安全にかかわる関係団体の連携強化と、地域住民が安全安心に暮らせるまちづくりを目指して運営しており、連町各部と、社協・民生委・児童委・青少年育成・交通安全など11団体で構成されています。情報提供や関係者の資質向上を目指した研修を実施したり、お揃いのジャンバーと帽子・腕章をつけた見守り活動の報告がありました。
また、まちづくり推進委員会(企業部会)藤原益三委員長は、苗穂景観塾で提案のあったベンチ制作と設置について説明を行い、公募により集まったベンチのデザイン27案を集約し、年度内に制作にかかるとの状況報告がありました。
意見交換では、多くの出席者から、町内会の高齢化が進み対策に苦慮しているとの声があがっていました。