札幌市と苗穂駅周辺まちづくり協議会(湯浅義昭会長)は1月30日午後2時から、東区のJR社員研修センター(北5条東10丁目)で、中央区と東区苗穂地区の住民や同協議会企業部会員ら70人の参加により、“絵になるまちをつくろう!” と、景観とまちづくりをテーマに平成19年度に始まった『苗穂景観塾』の第5回を実施しました。
昨年11月に実施された第4回苗穂景観塾では、苗穂景観まちづくりの目標案として、下記の7項目を定めました。
1) みんなで作る景観軸
2) @継承するまち 苗穂 A美しいまち 苗穂 B楽しいまち 苗穂 Cふれあうまち 苗穂
3) 元気で楽しい、子どもやお年寄りにもやさしく、家族で歩いて楽しい街並み
4) 苗穂のグレードアップ・クローズアップ
5) 人と歴史のつながる街
6) 苗穂のシンボル(産業遺産)を景色として活かすまちづくり
7) 地域住民の手で歴史と景観を活かした『苗穂』の街を創ろう
今回は、苗穂駅周辺景観まちづくりの目標案の実現に向けて、『苗穂の景観まちづくりの取り組み』として来年度から具体的に出来そうなこと、『苗穂の景観まちづくりまず何から始めるか』を各グループで熱心に討議し、会場は熱気に包まれました。
今後はこれまでの景観塾の検討を取りまとめて、3月には『景観まちづくり宣言ポスターの発表と表彰式』『苗穂景観塾修了式』などを行います。また、同協議会は『景観まちづくり宣言ポスター』の制作展をまちづくりセンターほか、主要施設(アリオ札幌、ファクトリー)などで開催する予定です。