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お知らせ:令和2年の新年あいさつ  2019年12月25日(水)
令和2年の念頭あいさつ
苗穂駅周辺まちづくり協議会 会長 八田 力

新年あけましておめでとうございます。

昨年は平成から令和へと年号が変わりましたが、令和元年度を振り返ってみますと、「JR苗穂駅自由通路及び橋上駅舎」の完成記念イベントとして、8月1日から一週間にわたり苗穂駅北口昇降棟1階の活用スペースにおきまして、「こんな苗穂に住みたいな 1999年【絵】タイムカプセル公開展」を開催しました。これは、当協議会の前身でした苗穂駅周辺まちづくり連絡協議会(辻健一会長)が20年前に苗穂小学校と中央小学校の児童を対象に「まちづくり夢コンクール こんな苗穂に住みたいな」をテーマに絵画コンクールを実施し568作品の応募をいただきました。一昨年の駅舎完成時に、当時の絵画コンクール担当の先輩から、新駅が完成したときにはこの絵画を新駅に展示する約束ができていたと知らされ、開催することとなりました。568作品の再生と展示に向けましては多くの皆様にご協力いただきまして、改めまして感謝申し上げます。

その他、6月には道内視察研修として空知方面の酒蔵や史料館、セラミックアートセンターなどを視察、恒例となっております「ベンチの補修」、「北3条通り交通安全キャンペーン人波旗波作戦」や「苗穂跨線橋付近と苗穂アンダーパス周辺の清掃」など、多くの活動を推進できましたことは、住民及び企業会員の皆様の当協議会活動へのご理解とご協力の賜物と、改めまして感謝申し上げます。また、7月には悪天候で昨年実施できなかった「豊平川の河川敷清掃」、9月には久しぶりとなる「苗穂の草創期を巡るまち歩き」やメイン行事として期待のかかる「第2回 苗穂マルシェ」も開催することができました。
更に、新しい苗穂駅の供用開始に伴い地元から駅前広場と北3条通りの交差点への信号機設置を要望しておりましたが、お陰様をもちまして12月12日より信号機の運用が開始されまして、年末に急逝された森田交通部会長のご尽力に感謝し、併せてご冥福をお祈りいたします。

本年は、札幌市との協働による苗穂地区の景観まちづくりの取組として、2月に第2回目のワークショップが予定されておりますが、苗穂駅の北口昇降棟「活用スペース」についての利用検討や南北で進められている再開発事業による公開空地を活用するための検討などに加え、より多くの皆様に参画いただけるよう既存活動の見直しにも取り組んでいきたいと考えております。

また、「苗穂カフェ」につきましても、運営いただいている社会福祉法人共友会さんでは、ワンコイン(500円)で提供の日替わりランチに数々の新メニューを考案することで利用増進にご尽力いただいており、毎月の恒例となりましたマージャン大会では、常時20人以上の参加をいただき、昨年9月には継続開催80回を数えることとなりました。 また、企業部会の例会「苗の会」も苗穂カフェスタッフのご協力をいただき、163回目の開催を迎えることができました。これからも皆様より多くのアイデアをいただきながら、苗穂の「お茶の間」として様々な試みを展開してまいりたいと思います。

新しくなった苗穂駅周辺では平成18年に当協議会も参画して策定された「苗穂駅周辺地区まちづくり計画」が着々と具体化される状況のなか、一昨年のJR研修センター跡地での工事着工に続き、昨年は苗穂駅南側での再開発事業も工事が始まり、数年後には様相が一変すると共に新しい住民が増えますことから、当協議会活動も駅完成と周辺開発後の更なるまちづくりに向けた取り組みが求められており、「苗穂カフェ」を協議会活動の基盤として、住民・企業・行政のパートナーシップを一層強化し、苗穂地区の活性化を目標に、まちづくり活動を次世代へつなげるためにも、当協議会の活動を継続推進していきたいと考えております。
ご関係の皆様には、今後とも安心安全で賑わいと魅力のあるまちづくりを目指す当協議会の活動に、より一層のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

新年を迎えるにあたり、会員の皆様のご健勝とご多幸をお祈りし、年頭のご挨拶とさせていただきます。