苗穂駅周辺まちづくり協議会の平成31年度総会が、4月19日(金)午後6時30分から中央区苗穂会館で、苗穂地区の住民や企業会員の他、来賓として各級の議員、札幌市関係者ら合せて約90人にご出席いただき開催しました。
開会にあたり 八田 力会長は、新苗穂駅が昨年11月に開業し、記念祝賀会や刻印レールプロジェクトなどへの協力に感謝すると共に、今年度は札幌市と協働の景観まちづくりの取り組み継続や20年前に「こんな苗穂に住みたいな」をテーマに当地区の小学生によって描かれた絵画を展示するなどの新規事業、また、継続事業の見直しにより新しい住民の皆様の協議会活動への参加機会拡大を図りながら、終わりなきまちづくり活動の第2ステップとして、再生される苗穂駅エリアを中心に持続可能なまちづくり活動の推進を目指すと挨拶されました。
来賓の田坂 隆札幌市市民まちづくり政策局都市計画部長からは、これまでの長年に亘る協議会活動に対して評価いただくとともに、苗穂地区の発展が札幌市の活性化につながることから、これからも、当協議会や地域住民の皆様と連携して、まちづくりを進めていきたいとのお話がありました。
総会では、平成30年度の事業報告、決算報告に続き、平成31年度の活動計画として
●持続的なまちづくり活動の展開
●人が集まる賑わいのあるまちづくり
●地域の資源を活かすまちづくり
●歩きたくなる街並みがあるまちづくり
●誰もが快適に暮らせるまちづくり
を重点テーマとし、各部会活動としては道内視察研修、恒例となっている豊平川河川敷の清掃や第2回目となる苗穂マルシェなどのイベント開催に加え、新しく北海道遺産となった「大友亀太郎の事績と大友堀遺構」などを巡るまち歩きやマップの修正など、すべての議案につきまして承認をいただき今年度の活動をスタートすることになりました。
閉会に先立ち、協議会アドバイザーの山重 明ノーザンクロス代表取締役からは、「歩いて暮らせるまちづくり」が苗穂まちづくりの目標であり、これからの協議会活動としては、苗穂ならではの暮らしの魅力や楽しさを改めて思い起こし、自由通路からJR苗穂工場が見えるような苗穂暮らしの特徴をPRするとともに、増えてくる新しい住民の皆様に活動参加を促すイベントや行事を考えていくことが必要との提言がありました。
この後、4月で勇退される泉事務局員から、これまでの18年間にわたる思い出話や会員の皆様への謝辞があり閉会挨拶にあたって、大竹副会長からは、協議会の活動の歩みを紐解きながら、まちづくり活動を継続するためには、引き続き企業の皆様方の下支えが必要となると話されました。
(写真左上)開会挨拶の八田会長 (写真右上)来賓挨拶の田坂都市計画部長
(写真左下)ノーザンクロス山重氏 (写真右下)閉会挨拶の大竹副会長