平成31年の念頭あいさつ
苗穂駅周辺まちづくり協議会 会長 八田 力
新年あけましておめでとうございます。
平成30年を振り返りますと、念願でありました「JR苗穂駅自由通路及び橋上駅舎」が完成し、11月17日にそれぞれ供用開始及び開業となりましたが、その前日11月16日には「JR苗穂駅自由通路及び橋上駅舎完成記念式典」をメイン行事とし、それに先立つ自由通路開通イベントでは南北昇降棟において「刻印レールプロジェクト」の除幕式やお披露目、また自由通路の渡り初めを行い、式典後の当協議会主催による祝賀会にも140名近い方々にご出席いただき、盛大に開催することができました。ここに、長年にわたる活動を振り返り、協議会活動を推進された先輩諸兄を始めとしまして、多くの方々のご尽力とご支援に対し、改めまして感謝申し上げます。
その他、7月には道内視察研修として小樽方面の酒蔵やワイン醸造所、歴史的建造物などの視察を実施、恒例となっております「ベンチの補修」、「北3条通り交通安全キャンペーン人波旗波作戦」や「苗穂跨線橋付近と苗穂アンダーパス周辺の清掃」など、多くの活動を着実に推進できましたことは、住民及び企業会員の皆様の当協議会活動へのご理解とご協力の賜物と、改めまして感謝申し上げます。
また、「びっくり野菜市」に替わる新たなイベントとしまして、9月には「第1回 苗穂マルシェ」を開催し、約150名の方にお運びいただくことができました。
2019年は、札幌市との協働による苗穂地区の景観まちづくりの取組がスタートすることになっておりますし、苗穂駅の北口昇降棟「活用スペース」についての利用検討や新しくなった苗穂駅を交流拠点として活用するための検討など、より多くの皆様に参画いただけるよう、既存活動の改善にも取り組んでいきたいと考えております。
また、「苗穂カフェ」につきましても、運営いただいている社会福祉法人共友会さんでは、ワンコイン(500円)で提供の日替わりランチに数々の新メニューを考案することで利用増進にご尽力いただいており、毎月の恒例となりましたマージャン大会では、常時20人以上の参加をいただき、昨年11月には継続開催70回を数えることとなりました。 また、企業部会の例会「苗の会」も苗穂カフェスタッフのご協力をいただき、150回目の開催を迎えることができました。これからも皆様より多くのアイデアをいただきながら、苗穂の「お茶の間」として様々な試みを展開してまいりたいと思います。
新しくなった苗穂駅周辺では平成18年に当協議会も参画して策定された「苗穂駅周辺地区まちづくり計画」が着々と具体化される状況のなか、昨年は橋上駅舎開業と北側のJR研修センター跡地でも工事が着工し、今年には南側での再開発事業の工事着手が予定されており、数年後には様相が一変すると共に新しい住民が増えることもあり、当協議会活動にも駅完成後の更なるまちづくりに向けた取り組みが求められており、「苗穂カフェ」を協議会活動の基盤として、住民・企業・行政のパートナーシップを一層強化し、苗穂地区の活性化を目標に、まちづくり活動を次世代へつなげるためにも、協議会活動を継続推進していきたいと考えております。
ご関係の皆様には、今後とも安心安全で賑わいと魅力のあるまちづくりを目指す当協議会の活動に、より一層のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
新年を迎えるにあたり、会員の皆様のご健勝とご多幸をお祈りし、年頭のご挨拶とさせていただきます。