苗穂駅周辺まちづくり協議会の平成30年度総会が、4月20日(金)午後6時30分から中央区苗穂会館で、苗穂地区の住民や企業会員の他、来賓として各級の議員、札幌市関係者ら合せて約100人の方々にご出席いただき開催されました。
総会に先立ち、ご逝去されました村岸事務局長及び湯浅名誉会長への哀悼の意を表して、黙祷を捧げました。
開会にあたり 八田 力会長は、新苗穂駅が平成30年内に開業されることから、記念式典等の取り組みや駅完成記念レールプロジェクト、景観まちづくりなどの新規事業や継続事業の見直しにより、新しい住民の皆様の協議会活動への参加機会拡大を図りながら、終わりなきまちづくり活動の第2ステップとして、再生される苗穂駅エリアを中心に持続可能なまちづくり活動の推進を目指すと挨拶されました。
来賓の阿部芳三札幌市市民まちづくり政策局都市計画部長からは、これまでの長年に亘る協議会活動に対して評価いただくとともに、苗穂地区の発展が札幌市の活性化につながることから、これからも、住民主体のまちづくりの継続に一層のご尽力をお願いしたいと話されました。
総会では、平成29年度の事業報告、決算報告に続き、平成30年度の活動計画は
●持続的なまちづくり活動の展開
●人が集まる賑わいのあるまちづくり
●地域の資源を活かすまちづくり
●歩きたくなる街並みがあるまちづくり
●誰もが快適に暮らせるまちづくり
を重点テーマとし、各部会活動としては道内視察研修、恒例となっている豊平川河川敷の清掃やびっくり野菜市に替わるイベントの試行などに加え、第3次5ヶ年計画の策定を目指すことが決まった他、すべての議案につきまして承認をいただき、新任の理事の皆様を加え今年度の活動をスタートすることになりました。
閉会に先立ち、協議会アドバイザーの山重 明ノーザンクロス代表取締役からは、「先ずは約30年に亘るまちづくり活動の成果として、新しい駅の開業を皆さんで楽しく迎えましょう。」とのお話に加え、これからの苗穂を個性的な景観や美しいまちに育てるため、これまでのまちづくりへの思いを新しい住民や次の世代へと繋いでいく新たなステージを目指すべくご協力をお願いしたいとの提言がありました。
閉会挨拶にあたって、大竹副会長からは、協議会の活動の歩みを紐解きながら、まちづくり活動を継続するためには、引き続き企業の皆様方の下支えが必要となると話されました。
(写真左上)開会挨拶の八田会長 (写真右上)来賓挨拶の阿部都市計画部長
(写真左下)ノーザンクロス山重社長 (写真右下)閉会挨拶の大竹副会長