苗穂駅周辺まちづくり協議会では、7月29日(金)に道内視察研修を行いました。
道内の視察研修は今年で6回目の実施ですが、今回も日帰りの市内及び石狩市の工場を中心とした視察となり、住民や企業部会のメンバーら29名の参加がありました。
八田会長の挨拶でスタートし、最初の訪問先である「日糧製パン」では、見学通路から窓越しに工場内を見学しながら、食パンや菓子パンの製造工程の説明を受けました。出来立てのパンの温度は90℃で、ブラッドクーラーという長いベルトコンベヤーにより常温で冷ますため、工場内部は常に高温とのことでした。 ここの工場では、1,000人の方が交代で勤務されているとのことで、1番人気は豆パン、毎月1日には新商品が販売されるので、店頭では注意してみてほしいとのことでした。
次の「北海道コカ・コーラボトリング」では、自動販売機に『・・・・苗穂駅周辺まちづくり協議会・・・・』と文字を流していただき、大規模災害の時などには無料で利用できるようになっていると説明を受けました。工場内の製造ラインは機械化が進み、ほとんど人影が見当たらない状況で、立体自動倉庫からトラックの積み込みまでを見学しました。この工場では、敷地内の井戸から水をくみ上げて、「いろはす」などの商品を製造しているということでした。
昼食を7月1日に50周年を迎えた「サッポロビール園」でとり、その後、石狩市に向かった一行は、先ず「川の博物館」で、北海道開発局の方に石狩川や石狩川治水の祖である岡ア文吉についてガイダンスを受け、それぞれにパネルや展示物、映像などに見入っておりました。
最後の視察先となる「パールライス工場」では、様々な展示物などを見ながら工場内の様子を視察、小さい箱詰め作業は人力で行われていました。 途中、子供向けのクイズがあったり、映像による説明があったりして、見学施設としても工夫されている印象を受けました。
午後5時半ごろに無事、蔵ノ湯さんに到着し、村田副会長の挨拶で解散となりましたが、今回は青柳さんのバスと2名のドライバーさんにお世話になり、不安な天候にもかかわらず、楽しく充実した視察研修となりました。来年も千歳方面の視察研修を企画しておりますので、今回参加できなかった皆様もご期待ください。