平成28年の新年あいさつ
苗穂駅周辺まちづくり協議会 会長 八田 力
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、8月26日と8月28日に、中央区苗穂まちづくりセンターと東区苗穂東まちづくりセンターにおいて、苗穂駅周辺地区まちづくりに係る検討状況報告会が開催され、自由通路・昇降棟・駅前広場などのデザインと東9丁目の踏切について札幌市から説明がありました。
新しくなる苗穂駅周辺では、解体工事や整地工事が始まるなど、平成30年度の橋上駅開業に向けまして、着々と整備が進められており、その南側では市街地再開発事業が、北側ではJR北海道の研修センター跡地も開発されることになっております。
このように、ここ数年の間に大きく様変わりする新しい苗穂駅周辺をまちづくりの核として、当協議会の活動をステップアップさせる取り組みが必要であると考えております。
平成27年の主な活動としましては、7月に先進事例であります「岩見沢駅や白石駅などへの視察研修」、恒例となっております「ベンチの補修」、「豊平川の美化活動」、「北3条通り交通安全キャンペーン人波旗波作戦」、第9回となりました「びっくり野菜市」などの他、「創成東地区を巡るまち歩き」や、「苗穂跨線橋付近と苗穂アンダーパス周辺の清掃」も行うなど、着実に活動を推進できましたことは、ひとえに会員の皆様のまちづくりへのご理解と熱意によるものと、改めまして感謝申し上げますとともに、活動の改善や新たな取り組みにもチャレンジして行きたいと思っております。
また、「苗穂カフェ」につきましても、従前と変わらぬランチ事業を中核に、着付け教室やリンパマッサージなどの他、毎月恒例となりましたマージャン大会では、毎回30人前後の方々に参加いただいて30回を超える継続開催となっており、これからも皆様のアイデアにより、苗穂の「お茶の間」として様々な展開を目指してまいります。
本年も第2次五カ年計画を基に、新しい苗穂駅の開業にあわせた刻印レールプロジェクトの企画を進めており、こうした新規事業にも取り組みながら、「苗穂カフェ」を協議会活動の基盤として更なる充実を図り、住民・企業・行政のパートナーシップの下で、苗穂地区の活性化を目指し、より多くの皆様にご参加をいただきながら、協議会活動を発展させていきたいと考えております。
ご関係の皆様には、今後とも、安心安全で賑わいと魅力のあるまちづくりを目指す当協議会の活動に、一層のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
新年を迎えるにあたり、会員の皆様のご健勝とご多幸をお祈りし、年頭のご挨拶とさせていただきます。