「鉄道の日」にあわせたイベントで、10月14日JR北海道はJR苗穂工場の他、苗穂運転所、JR社員研修センターなどの3施設を一般に公開しました。
　普段、気軽に構内、工場内の立ち入りが難しいとあって、この日は朝早くらから札幌市民や鉄道マニア、JR関係の家族連れなど見学者で込み合っていました。
　風が少しありましたが秋晴れで最高の天気。出店したフリーマーケットも人垣ができる賑わい。なんといっても人気コーナーはJR北海道が開発した道路とレールの両方を自在に行き来し走れる“デュアル・モード・ビークル”（BMV）の試験車です。一件普通のバスと変わりなく、気動車と同じディーゼルエンジンで走行し、ゴムタイヤと金属車輪の2つを持っていて、道路では金属車輪を持ち上げてゴムタイヤで走行します。
　試乗会では大勢の鉄道ファンが列を成して順番を待ち、BMVの乗り心地を堪能していました。