苗穂駅周辺まちづくり協議会の平成27年度総会が、4月24日(金)午後6時30分から中央区苗穂会館で、苗穂地区の住民や企業会員の他、来賓として各級の議員、市関係者ら合せて90人が出席し開催されました。
開会にあたり 八田 力会長は、長年のまちづくり活動に対する協議会への国土交通大臣表彰にふれ、大変な栄誉であるとともに、今後のまちづくり活動に向けて、これまで以上の努力をもって、継続推進して行かなければならないとの思いも新たに挨拶されました。
来賓の三澤幹夫札幌市市民まちづくり局都市計画部長は、現在、協議会主催で開催している、苗穂駅関連施設活用ワークショップについて触れ、北4東6周辺地区や北3東11周辺地区の再開発の動きと併せて、苗穂の発展が札幌市の魅力向上になることから、まちづくり活動に一層のご尽力をお願いしたいとのお話をいただきました。
協議会の平成27年度の活動計画では
●持続的なまちづくり活動の展開 ●人が集まる賑わいのあるまちづくり ●地域の資源を活かすまちづくり
●歩きたくなる街並みがあるまちづくり ●誰もが快適に暮らせるまちづくり
を重点テーマとして、各部会活動としては、苗穂駅関連施設のワークショップや道内視察研修・北海道遺産などのまち歩きの継続実施、恒例となっている豊平川河川敷の清掃やびっくり野菜市の開催など、新5ヶ年計画の3年目として活動を推進することが決まりました。
閉会に先立ち、協議会アドバイザーの山重 明ノーザンクロス代表取締役からは、「苗穂駅関連の公共施設整備と南側での民間再開発、そして北側でのJR北海道による再開発が、平成32年にはほぼ完成する予定となっています。新しい昇降棟の活用については現在ワークショップで検討いただいておりますが、その運営管理につきましては協議会や地元で行う準備も必要であり、南側の再開発で整備される公開空地も含めて、まちづくりの拠点とするとともに、北海道遺産などともつながるガイドセンターとしても位置付けられることから、地域の財産として取り組んでほしい」との提言がありました。
また、自由通路完成時の渡り初めの際には、皆さんと一緒に参加したいので健康でいてくださいとのお話もいただきました。
最後に、新しく苗穂カフェを運営いただいている茨木店長のご紹介もあって、全ての議案の承認もいただき、大竹副会長のご挨拶で閉会となりました。
(写真左上)来賓挨拶の三澤都市計画部長 (写真右上)総会の様子
(写真左下)(株)ノーザンクロス山重社長 (写真右下)閉会挨拶の大竹副会長