宇宙航空研究開発機構が募集した『だいちに写ろうキャンペーン』で全国で10校、北海道では札幌市東区の苗穂小学校(高橋真澄校長、全校生徒558人)が撮影場所として選ばれました。10月2日午前10時36分前後、衛星が本道上空を通過する時間帯に合わせて、全校児童や近くの幼稚園児、保護者ら約800人が参加しグラウンドに校章の「苗」の大文字を作成しました。(写真=苗穂小屋上から撮影)。
今年の1月24日に鹿児島・種子島で打ち上げられた陸域観測技術衛星『だいち』に搭載されているプリズムと呼ばれる地球観測センサーは、高度約700kmから地上の2.5m以上の物体を工学センサーで撮影することが出来ます。世界中の詳しい地図の作成、災害時などの情報をいち早く知らせてくれる衛星です。
この日、衛星通過時刻の札幌上空はあいにくの曇り空、衛星からの撮影は雲にさえぎられ出来ませんでした。子ども達は残念そうに空を見上げていました。