札幌市議会の財政市民委員会が、９月２日に市役所本庁舎第一特別委員会会議室で開催され、札幌市市民まちづくり局の池田局長、若松都市計画担当局長、三澤都市計画部長、高森まちづくり推進室長から、「苗穂駅周辺地区まちづくり事業の着手について」報告がありました。

国際競争拠点都市整備事業の補助金交付決定を受けて、より安定的な財政支援を受けることができるようになり、苗穂駅移転橋上化の事業費約53億円についての目途が立ち、新駅の開業を平成30年度とするスケジュールについての説明がありました。
この背景には、平成3年からの当協議会によるまちづくり活動の経緯や、「苗穂カフェ」、「苗穂景観塾」などの活発な活動も評価されており、「都心居住の推進」と「回遊性を向上させる東側の拠点」として、まちづくりを進めるとのお話もありました。
　
また、藤原委員の質問に応える中で、三澤都市計画部長より、昇降棟には上りと下りのエスカレーターが設置されるとの発言もありました。

なお、こうした動きに併せて、札幌市との共催により、景観まちづくりの検討ワークショップも開催することになっておりますので、会員の皆様のご参加をよろしくお願い致します。