苗穂駅周辺まちづくり協議会では、6月8日(土)と9日(日)の2日間で道内視察研修を行いました。
今回は、八田会長を始めとして、住民や企業部会のメンバーら30人が参加、JR旭川駅の視察を皮切りに、道北方面を視察して来ました。
最初に立ち寄ったのは、リニューアルした「JR旭川駅」。
多くの内部空間が、木材で覆われて、「温もり」と「やさしさ」が感じられます。
また、駅舎のすぐ南側には忠別川が流れ、全国的にも珍しい「川のある駅」です。
JR北海道の大和様の詳しい説明を聞きながら、リニューアルにあたってのコンセプトや、住民の意見を聞きながら、工夫した点などを聞かせていただき、一同は今後の苗穂駅に想いをはせていたようです。
次に立ち寄ったのが、「上野ファーム」。
1906年に入植し、米農家を続けていましたが、直接お米を購入するために訪れるお客様をもてなすために、周辺に花を植え始めたのが、きっかけとなり現在のガーデンスタイルが完成したそうです。
色とりどりの花々に心癒される時間でした。
宿泊地の温根湯温泉に行く前に立ち寄ったのが、今、話題の「山の水族館」。
滝つぼから見上げる魚たちは、圧巻でした。
淡水魚しかいない、小さな水族館ですが、魚の行動展示の部分では、躍動感が伝わる素晴らしい施設です。
その後は、宿泊地の温根湯温泉へ。賑やかに交流を深める一夜となりました。
翌日は、増毛町にある「国稀酒造」で酒づくりの歴史などを学び、昼食は今が旬の「甘えび丼」をおいしくただきました。
例年通り、車中では、横谷さんのユーモアにあふれたガイドと、高山さんの小噺などで、楽しく過ごしながら、訪問の先々で、その土地の生産物や加工品のおみやげを楽しそうに、お買い物されている方も多かったです。
「街の活性化」のヒントをつかんだような、そんな2日間でした。