12月13日(木)、午後3時から「苗穂カフェ」(中央区北2条東11丁目)において、第1回目のボランティアガイド養成講座が開催されました。
開会にあたり、八田会長より「苗穂カフェ」を地区の玄関口、まちの駅として活用いただくためには、北海道遺産をはじめとする地域資源の紹介や案内を地元住民によって行うことが重要とのお話があり、講師にお招きした札幌商工会議所観光ボランティアガイドの鵜飼捷芳(うがい かつよし)さんと、その事務局である札幌商工会議所・河村安希子さんから、ボランティアガイドの心得やボランティアガイドの会について講話をいただきました。
ボランティアガイドの会は現在134名、そのうち定年退職者が90%とのことで、札幌シティガイド検定の合格者(合格率約60%)により組織されており、常時80名の方が道庁赤レンガなど市内4カ所の観光案内所を拠点として活動されており、ここまでに10年を要したとのことでした。ガイドの心得としては、余り話過ぎず聞いて良かったと思ってもらうことを目標としており、協議会でも北海道遺産のどこか1箇所を調べたり、数人で集まっての勉強会からスタートして苗穂独自のガイドの会を目指してはとのご提案をいただきました。
後半は、カフェのコーヒーとケーキをいただきながら、質疑応答などで約1時間半にわたる歓談となりました。
次回以降は、苗穂に詳しい住民の方に講師をお願いしてお話いただき、知ることで苗穂への愛着や誇りを増幅し、それを伝え繋げようとする中から、苗穂のボランティアガイドへと培われて行くことが期待されています。