12月5日(日)、苗穂・本町地区センター(札幌市東区本町2条7丁目)で、およそ350人の地域住民の方々が集まり「苗穂連町ふれあいもちつき大会」が行われました。
子供から高齢者までが一堂に会して、もちつきを体験することにより、地域住民のふれあいの輪を広げることを目的として東区苗穂地区連合町内会が主催したものです。
開会の挨拶では、川東実連合町内会副会長が「地域コミュニティ活動の活性を図り、交流と参加が盛んなまちづくりを進めていきたい。今日は餅つきを楽しんでください」と挨拶。その後、川井洋一区長から「お年玉ってどういう意味かわかるかな?」など、子供たちやお父さんお母さんにもよくわかるように、年末年始の伝統的風習についてのお話を交えながらご挨拶がありました。
この日用意されたもち米は60キログラム。雑煮やあんこもち、ごまもち、きな粉もち、ダイコンおろしもちの5種類にして振る舞われました。
子どもたちのもちつき体験では、地域の人たちが8割程度もちをつき、仕上げを子供たちが担当。杵の握り方などを大人に教わりながら、元気いっぱいのもちつきを披露しました。周りの大人たちからは「よいしょ!よいしょ!」と掛け声がかけられ、大変盛り上がりました。
参加者はつきたての餅を食べながら、「つきたてってこんなにやわらかくてあったかくておいしかったんだ!!」などと会話も弾み、会場は笑顔があふれました。
このように、3世代にわたる地域住民の交流が深まると、お互いを思いやる気持ちが広がり、日頃から声を掛け合う、ひいては地域全体がお互いに支え合うまちになっていく、そんな「もちつき大会」でした。