苗穂駅周辺まちづくり協議会の平成21年度総会が4月22日午後6時30分から、中央区の苗穂会館で、苗穂駅周辺地区の住民や企業会員（98社）のほか、来賓として各級の議員、市関係者ら合わせて111人が出席して開かれました。
　湯浅義昭会長は、まちづくり５ヵ年計画の３年目として｢長年の目標である新苗穂駅の実現とこの新駅周辺施設を苗穂地区の拠点とするため、市やJR北海道と連携を深め、地域住民･企業･行政のパートナーシップを一層強化し、楽しく夢のある活動を進めていきたい」と抱負を述べました。
　来賓の星卓志札幌市市民まちづくり局都市計画部長は「駅舎移転や自由通路建設などインフラの在り方についてJR北海道と協議を続けていき苗穂地区の新しい街づくりの実現に協力していきたい」と話しました。

　平成21年度の活動計画では、
　（１）新苗穂駅を中心としたまちづくり活動の推進
　（２）活動の継続性を目指すNPO法人化の検討
　（３）安定的な組織運営に向けた取り組みの拡充
　（４）景観塾から生まれた「景観まちづくりの取り組み」
を重点に掲げ。

　これまでの活動に平成19年度から２年にわたり実施した
苗穂景観塾でのまちづくり宣言から、
　�@散歩時や産業遺産めぐりの途中で、ひと休み出来るベンチの設置
　�A遺産を巡るルートの花植えと通りのネーミング
　�B見回り活動や身近な美化活動など安全で綺麗な地域づくり
の３つを活動テーマに加え、５ヶ年計画の取り組みを継続推進することに決まりました。